| 子犬の飼育管理 |
|
|
幼犬時には、胃腸に負担のかからない良質のドッグフード(プレミアムフード)を与えるのが理想的です。
できればブリーダーさんが与えていた物と同じ物を与えるのが好ましいです。
市販されているドッグフードを選ぶ場合には、『幼犬用(パピー用』と表示されているものをお求めください。(どのフードが良いかはお問い合わせください。このサイトでも選び方をご紹介しています。⇒フードの選び方)
1度にたくさんの量を与えず、1日3〜4回に分けて与えます。
フードは湯でふやかして人肌に近い温度で与えることが望まれます。
缶詰や脂肪分の多い肉類を多く与えることは、たとえ喜んで食べたとしても消化能力が追いつかないことがありますので注意が必要です。幼犬、成犬に関わらず『喜んで食べるフードが良いフード』とは限りません。
食事は1度に食べきれる量を用意し、食べ残しは必ず捨ててください。
フードは子犬が環境に慣れ始めたら少しずつ増量します。
4ヶ月位から徐々に水分を少なくし、最終的には原型のまま与えてください。
牛乳を与えると消化不良を起こす体質の子犬がいますので絶対に与えないで下さい。
もし与えるのでしたら、市販されている犬用の粉ミルクを与えてください。
最近では、粉ミルクも、特に上質なヤギのミルクから出来たものも(ヤギミルク)売られています。
⇒こんな商品です。(クリックしてみてください)
刺激物、香辛料はもちろん、鶏や魚の骨、ニンニク、ニラ、タマネギ、ネギも絶対に与えないで下さい。
塩分の多い物も避けてください。
便は、ティッシュペーパーでつまめるようなコロコロした状態がベストです。
|
| ●フードの量の目安(カロリー計算によるフードの量) |
| 【成長期】 |
| 体重(kg) |
1kgあたりのカロリー(kcal) |
1日に必要なカロリー(kcal) |
| 1 |
280 |
280 |
| 5 |
180 |
900 |
| 10 |
150 |
1500 |
| 30 |
110 |
3300 |
| 40 |
102 |
4080 |
| 50 |
98 |
4900 |
|
| 【成犬】 |
| 体重(kg) |
1kgあたりのカロリー(kcal) |
1日に必要なカロリー(kcal) |
| 1 |
140 |
140 |
| 5 |
92 |
450 |
| 10 |
75 |
750 |
| 30 |
55 |
1650 |
| 40 |
51 |
2040 |
| 50 |
49 |
2450 |
|
| 【タイプ別ドッグフードのカロリー】(1gあたり) |
| 総合栄養ドライフード |
3.5kcal |
| セミモイストドライフード |
3.0kcal |
| 子犬用ドライフード |
4.5kcal |
| 缶詰タイプ |
0.9kcal |
|
(例)体重10kgの成長期の犬の1日に必要なカロリー(1500kcal)を満たす為のフードの量は
子犬用ドライフードでは⇒1500÷4.5=330g
以上の結果から、1日に必要な量は330gとなる。
|
| 【年齢別えさを与える回数(目安)】 |
| 離乳期(小型、大型犬ともに生後3週〜2ヶ月) |
4回/日 |
| 幼年期前半(小型犬2〜6ヶ月・大型犬2〜12ヶ月) |
3回/日 |
| 幼年期後半(小型犬6〜12ヶ月・大型犬12〜18ヶ月) |
2回/日 |
| 成犬(小型犬13ヶ月以降・大型犬19ヶ月以降) |
1〜2回/日 |
|
| 【与えてはいけない食べ物】 |
| タマネギ |
タマネギの成分が赤血球を壊し貧血になってしまう。 |
| 鶏の骨 |
口に刺さったり、内臓を傷つけたりするので危険。 |
| 香辛料・刺激物 |
嗅覚を麻痺させます。 |
| 甘い物 |
肥満・糖尿病の原因になります。 |
| 塩分の多い物 |
一般に犬は人が1日に摂取する塩分量の3分の1までなら大丈夫だと言われています。 |
|
|
|
環境が変わった夜、子犬は淋しそうに鳴くかもしれません。
親や兄弟から離された子犬にとって無理はないのですが、『かわいそうだからベッドに・・・』というケースは良くありません。
屋外で飼う予定の犬が、室内犬になる最も大きな原因になります。
子犬が鳴くのには4つの理由が考えられます。
1.空腹
2.寒い
3.排便
4.淋しい
1.2.3.は満たしてやる事ができるのですから、4.淋しさには、時には心を鬼にすることも必要です。
夜鳴きは通常2〜3日すればおさまります。
|
|
|
子犬が新しい環境にすっかり慣れたら(約1週間か10日が目安)獣医を訪ね、ジステンパーやパルボ等の伝染病予防ワクチンの接種を受け、蚊が媒介するフィラリア症の予防についても相談してください。ワクチンの接種は、以前は2回でしたが、今は3回が主流のようです。
1回目 生後50日〜60日
2回目 1回目接種後 1ヶ月経過してから
3回目 2回目接種後 1ヶ月経過してから
※その後年に1回の接種が必要。
詳しくはかかりつけの獣医師にお尋ねください。
屋外には3回目接種後、半月(2週間)経つまでは絶対に出さないで下さい。
家の庭や、ベランダに出すことも厳禁です。
他の犬や動物との接触は避け、飼い主も外でよその犬に触れることは辞めましょう。
|
| 【ワクチン接種によって予防できる伝染病】 |
| ジステンパー |
感染犬の分泌物から移る。
神経が冒され、早い経過で死に至る |
| パルボウィルス感染症 |
伝染性が強く、死亡率がかなり高い。
嘔吐・下痢・血便が続き死に至る。 |
| レプトスピラ |
感染している犬・ねずみ・人の尿から感染する。人にも移る。
下痢や発熱などの症状が出る。 |
| 伝染性肝炎、アデノウィルス型肝炎 |
感染犬の尿から移る。死亡率は高い。 |
| ケンネルコフ(伝染性気管支炎) |
発熱、咳、鼻水が続く。 |
|
|
|
飼い主は法律で登録と狂犬病予防注射が義務付けられています。
愛犬が90日を過ぎたら、必ず行いましょう。
最近では、全て動物病院で済ませられるケースが多いようです。
ワクチン接種の際に御相談されることをお勧めいたします。
|